「ペイント」を使った色彩構成の基礎

1.画面の分割

 

1.ツールボックスの「四角形」ツールを選ぶ。

2.黒色で四角形を10個重ねて配置し、バランスよく画面を分割する。

 

2.色の作成
 

1.ツールボックスの「塗りつぶし」ツールを選ぶ。

2.「色」メニューの「色の編集」を選択し、「色の作成」ボタンを押す。

3.カラーマトリックスの調節

・「色合い」を変更するには、ポインタを水平方向に動かす。

・「鮮やかさ」を変更するには、ポインタを垂直方向に動かす。

4.「明るさ」を調節するには、右側のバーのつまみを上下に動かす。

5.「色合い」「鮮やかさ」「明るさ」ボックスに直接数値を入力してもよい。このとき数値は「直接入力」で入力すること。

6.色の決定

調節した色は「色|純色」ボックスに表示される。ここで「色の追加」ボタンを押すことで、作った色が「作成した色」として登録されるので、「OK」を押すと色パレットに表示される。ここで作った色は「ペイント」を終了すると初期状態にクリアされる。

7.四角形で区切られたエリアの中をバランスよく塗りつぶしていく。

 

3.色パレットの変更
 

色パレットをダブルクリックして「色の編集」ウィンドウを開き色を編集すると、その色パレットを変更することができる。

 

4.自分なりの色にこだわる
 

先に述べたように「ペイント」は色を調節しても終了すれば色パレットは初期状態にクリアされる。そこで自分なりの色にこだわるには、色見本に相当する画像ファイルを作っておけばよい。それを開いて「色の選択」ツールで画面の色をクリックすると、その色が「色の編集」ウィンドウの「色|純色」ボックスに表示されるので、少々面倒だが「色の追加」ボタンを使いながら色パレットを登録しなおすことができる。

 

 

平成13年度マルチメディアデザイン授業

〜明石高校+須磨学園高校による〜

(作成:兵庫県立明石高等学校/菊川敏・松本吉生/平成13年5月14日)