１．ＵＦＯの絵を描きグループ化する

「ペンツール」を使ってＵＦＯをイメージした絵を描く。

描いた絵をグループ化する。

グループ化するには絵の全体を選択して「修正」メニューの「グループ」を選択する。

最初のキーフレームにモーショントゥイーンを作成する。

モーショントゥイーンの作成は、最初のキーフレームを選択して「挿入」メニューの「モーショントゥイーンを作成」するか、または最初のキーフレームを右クリックして「モーショントゥイーンを作成する」を選択する。

モーショントゥイーンが作成されたら、フレームの色が薄紫色に変わる。ただし色が薄いので見分けがつきにくい。

タイムラインの適当な位置にキーフレームを挿入する。

キーフレームを挿入するには、挿入したいフレームをクリックして選択し「挿入」メニューの「キーフレーム」を選択するか、挿入したいフレームで右クリックし「キーフレームを挿入」を選択する。

最初のキーフレームに正しくモーショントゥイーンが設定されておれば、全部のフレームが薄紫色で示され、最初のキーフレームから最後のキーフレームに向って矢印が示される。

最初のキーフレームをマウスでクリックして選択し、グループ化されたＵＦＯの絵の位置を動かしたり「回転」「伸縮」アイコンを使って、最初のイメージとして適切な状態へ変更する。

最後のキーフレームをマウスでクリックして選択し、同様に最後のイメージとして適切な状態へ変更する。

「再生」ボタンを押すか、「制御」メニューの「再生」を選択することで、最初のキーフレームの状態から最後のキーフレームの状態へスムーズに変化することを確かめる。

「再生」ボタンが画面上に表示されていなければ、「ウィンドウ」メニューの「再生パネル」をクリックしてチェックマークを付けると表示される。

アニメーションはキーフレームを変化ポイントとして変形する。そこで複雑な変化をさせるには、キーフレームを追加して変化ポイントを設定すればよい。

キーフレームを追加してＵＦＯの動きを複雑にしてみる。

ＵＦＯが動くアニメーションができたら、背景を描いて重ねあわせてみる。

１．レイヤーを追加し、ＵＦＯのレイヤーは「ＵＦＯレイヤー」、背景のレイヤーは「背景レイヤー」と名前を付ける。このとき、新しく挿入したレイヤーは既存のレイヤーの上にできるので、ＵＦＯレイヤーが上、背景レイヤーが下になるように位置を変更しなければならない。

２．完成したＵＦＯレイヤーをロックし、不可視状態にしておく。レイヤーをロックするには、「ロック」アイコンの下にある点をクリックして「ロック」マークを表示させる。不可視状態にするには、「隠す」アイコンの下にある点をクリックして×マークを表示させる。

３．背景を描く。

４．ＵＦＯレイヤーを元の可視状態に戻し、アニメーションを再生して確認する。

モーショントゥイーンを作る場合、操作の手順を間違うと、うまくできない場合がある。操作を誤って思うようにコントロールができなくなったら、作業を捨てて最初からやり直した方が早く完成へ到達できる場合が多い。一度行った操作はある程度身に付いているもので、２回目にやるときは１回目よりも上手に奇麗にできるものである。また何度も練習することでコツを覚え身についていくのだから、失敗したからといって落ち込まずに、何度も挑戦してほしい。